住宅のEV化について｜茅ヶ崎市で不動産買取を行うはまゆう不動産からのお知らせです。

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住宅のEV化について

住宅のEV化について

こんにちは、はまゆう不動産です。

世界的なEV（電気自動車）化はすごいスピードで進んでいるようです。２０２２年の新車販売に占めるEV比率は世界全体で１割に達しました。主要市場だと、中国は約２割、ヨーロッパで約１割、アメリカで約５％、日本は約２％とその対応の遅れが決定的になっています。半導体不足で十分な生産ができなかったとはいえ、日本メーカーは競争力のあるEVをだせてもいない状況です。このEVシフトは単なる車の変化ではなく、社会構造や生活スタイルの転換期ですので、このまま日本メーカーも、日本社会も対応ができないと本当の意味でガラパゴス化してしまうのではと危惧しています。

住宅産業においては、建物に自家用車のEVコンセントの確保が急務ですね。新築住宅の場合は簡単ですが、既存住宅の場合後付け商品の開発が必要です。外壁にEVコンセントを設置する方法がポピュラーな方法と思いますが、取り付けの際配線を通す穴をあける事や、ビス等で固定する事から、防水性や気密性に影響が出る可能性があります。ハウスメーカーによっては工事を施工する事によって保証が受けられないという事も十分に考えられると思います。

また対応が難しいのは、分譲マンション、賃貸アパート・マンション、月極駐車場　このあたりの共用利用者がいる施設ではないでしょうか。どういった設備がどの程度あれば問題ないのかといった経験値的な部分と、運用の問題が発生しますので、こういった部分については、EV先進国であるヨーロッパの事例を参考に、国や自治体が率先して対応方法を提案してくれれば、革新的に進んでいくのではと思っています。

未知なる分野への対応の為、トライ＆エラーを繰り返す事になるとは思います。しかし、そこには新しい市場も発生するはずですから、そういうチャンスを商機として見出す企業が今後発展していくのだと思います。

当社も、住宅関連企業に属していますので、引き続き情報収集に励みたいと思います。近い将来、不動産売却においても電子化が進んでいないと売却が出来ないといった社会になっているかもしれません。そういう時の解決策も不動産売却の専門家として勉強しておかねばと思う次第です。

監修者情報

株式会社はまゆう不動産
森本　大資（もりもと　だいすけ）

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